自宅サロンを始める時、決めることはいろいろあります。
営業時間。
営業日。
1日の客数。
月の稼働日数。
そして、月に何人のお客様を受けるのか。
世間でよく言う「満席サロン」という言葉がありますが、私の中では、
自分で決めた客数がいっぱいになったら満席
という考え方でした。
なので、私のサロンは毎月ほぼ満席でした。
でも、予約をぎゅうぎゅうに詰めていたわけではありません。
営業時間は、子どもの生活に合わせて決めました
自宅サロンを始めた頃、子どもはまだ小学生でした。
なので、営業時間は子どもの学校の時間に合わせて決めていました。
小学生の頃は、
10時から、曜日によって14時・15時・16時まで。
中学生になってからは、
10時から17時まで。
土日祝は休業日にして、基本は平日のみ営業。
「できるだけ多く予約を入れる」ではなく、
家族の生活に無理が出ない範囲で営業する
ことを優先していました。
月の客数も、最大数までは入れませんでした
ここが、私なりの決め方です。
たとえば、
- 1日3名接客
- 月22日稼働
だとすると、単純計算では
3名 × 22日=66名
になります。
でも私は、66名をそのまま予約枠にはしませんでした。
毎月、平日の7日分くらいは最初から予約を入れずに空けていました。
1日3名なら、
3名 × 7日=21名分
を空けておく。
つまり、最大66名入れられる月でも、
45名くらいを満席ライン
にしていました。
なぜ7日分も空けていたのか
理由は、予定どおりにいかないことが必ずあるからです。
子どもがインフルエンザになる。
自分が体調を崩す。
子どもが急にけがをする。
学校行事が入る。
葬儀など、急な予定が入る。
自宅サロンは、自分が休むとその日の予約が全部動きます。
だから最初から、
何かあった時に調整できる余白
を残していました。
この余白があったことで、
「急に休まなくてはいけない」
となった時も、別日に振り替えやすかったです。
空けていた日は「何もしない日」ではありませんでした
毎月7日分くらい予約を入れずに空けていましたが、その日は完全なお休みというわけではありませんでした。
予約が入っていない日は、
- 事務処理
- サンプル作り
- 技術練習
- 材料の整理や補充
- 発信の準備
など、接客以外の仕事に使っていました。
自宅サロンをしていると、「お客様に施術している時間」だけが仕事に見えがちです。
でも実際には、接客以外にもやることがたくさんあります。
サンプルを作ったり、技術を練習したり、予約や売上の管理をしたり。
だから私は、最初から全部の日を接客で埋めるのではなく、
サロンを続けるための作業時間も、仕事の予定の中に入れていました。
今思うと、この余白があったから、急な予定変更にも対応できたし、技術やサンプル作りの時間も確保できたんだと思います。
私にとっての満席は「無理なく埋まっている状態」
「満席サロン」と聞くと、
予約が朝から晩までびっしり入っているイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも私の場合は違いました。
自分で決めた人数まで予約が入れば満席。
それ以上は入れない。
これで十分でした。
たくさん予約を入れることよりも、
急な予定変更にも対応できること。
家族の生活が崩れないこと。
接客以外の仕事をする時間があること。
自分が無理をしすぎないこと。
この方が、長く続けるには大事でした。
自宅サロンの客数は、売上だけで決めなくていい
自宅サロンを始める時は、
「月にいくら稼ぎたいか」
から客数を考えることも大切です。
でも、もう一つ考えてほしいのが、
自分の生活の中で、何人なら無理なく受けられるか。
ということ。
子どもが小さい。
家族の予定が多い。
自分の体力に不安がある。
サンプル作りや練習の時間も欲しい。
そんな時に、空いている日を全部予約で埋めてしまうと、何かひとつ予定が崩れた時に、自分がいちばん困ります。
私は最初から余白を作っていたから、毎月「満席」でも、完全に詰んでしまうことは少なかったです。
満席の基準は、自分で決めていい
たくさん予約が入っているサロンだけが、満席サロンではないと思っています。
10人と決めて10人来たら満席。
30人と決めて30人来たら満席。
大事なのは、
自分で決めた数を超えて無理をしないこと。
自宅サロン20年、私はこんなふうに客数を決めていました。
これから自宅サロンを始める方は、営業時間や営業日と一緒に、
「月に何人までなら、何かあっても回せるか」
そして、
「接客以外の仕事をする時間を、どこに作るか」
も考えてみるといいかもしれません。


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